リコネクションを受けて3年後

≪ リコネクション体験記 ≫

 

物事に対する「予測」や「期待」を、泡の様な存在に感じるようになっています。

 

予測をして、できるだけ良い結果を得るために判断や行動に移し、想像しうる最高の結果を期待する。

以前はこのような一連の流れ作業を、生活や仕事、人間関係においても常に行っていました。

そのために、結果が出てくるまでは不安や期待が、結果が出ると喜びや失望感といった感情が自然発生していました。

そう、考えても分からない未来や結果に対して、オロオロしていたのです。

 

3年前にリコネクションを受けた時は、そのような自分を自覚することも無く、それなりに生活をしていました。リコネクションに関する知識が一つも無かったのに、存在を知ると、すぐに受けてみようと思いました。

神戸カウンセリング研究所に申し込みをした後、どんな物か一応知っておこうと、本を買って読んだくらいでしたから。そんなレベルで受けたリコネクションは、施術中も後も特にドラマティックな出来事も無く終わりました。

唯一はっきりと違いを感じたのが、「あれっ?自分のことが好きかも」という感覚が芽生えたことでした。

 

リコネクションから3年

 

それが3年経った今、現在の状況はリコネクションの影響なのかもしれないと、改めて思い始めています。

3年前と比べてあまりに激変した現在の自分とその環境を振り返ってみた時に、自然に湧いてきた感覚です。

人生経験が50年を越えているわけですから、それなりの山や谷があります。

客観的に見れば、夫が重度の要介護者であるというわたしの家族環境は、大変でかわいそうという感想を持たれるのが一般的だと思いますが、

それはただの一面からの見方であって、実際には全く別物の感覚がわたしの中にはあります。

実際に介護やつれなどしていませんし(笑)。

これはわたしの内面の変化に依るところが大きいのですが、周りを見ると関係を持たせて頂いている方々、人間関係が全く違う物になっています。

 

最大の驚きは、夫の事にしろ、自身のキャリアに関する事など、全てが想定外の規模で計画されていたんだ、と感じ取ることができるようになったことです。

長い時間の流れの中で見ると、一時的に最悪と感じたことやガッカリした事が、実は必要性があり、より大きな結果を得るためのものであったと理解できるのです。とても自分で予測してできるような範疇を越えた、大きなうねりの様な中に用意されている、わたし専用の結果であると。事実、今までの現実に起きた流れを振り返ると、愕然とするような青写真です。

 

そのため今では、やることだけやって準備をしたら、あとは委ねるだけ。

結果は期待しなくなりました。

不必要な感情に惑わされることも無く、たとえ一見して悪い結果であろうと、更に上をいく良い結果のためのワンステップとしてそのまま受け容れています。

物質的条件は以前よりも格段に劣る現在、生活をしていくことが、精神的に本当に楽になりました。

他人からの一般的な評価からは遠いかもしれませんが、奇跡の連続の生活、わたし自身はとても幸せです。

 

リコネクションを受けていなければ、今の様な心状態になるのに何倍もの時間を要していたのではないだろうか?と思えるのです。

受けた時と同じように、これといった根拠があるわけでなく、感じているだけの事なのですが。ただ、これからも根拠の無い感覚は大切にしたいと思っています。

このような変化のスイッチを押して下さった神戸カウンセリング研究所の神戸美侑さんには心より感謝しています。

HAPPY体質になれました。本当にありがとうございます。